
とにかくどこまでも果てしなく広がる海。 そんな海での釣りですから、その釣りの楽しみ方も多彩です。
豊富な海の幸をどこで釣るか、それによっても楽しみが違います。
ちなみに、個人の娯楽・趣味またはスポーツとして楽しめる海釣りは、一般的に、一本釣りの釣り道具(釣竿・浮き・など)や小型のたも・網を用いた釣りです。
それ以外の釣り道具(漁具)を用いた釣りをする場合や、藻類・貝類・いせえび・うに・なまこ・餌むし・たこなどの農林水産大臣が指定する定着性の水産動植物をとる場合は、漁業権の侵害になるので、地元の漁業組合の許可や、漁業権所有者の許可が必要です。
まず、一番手軽に楽しめるのが、防波堤(「波止」とも言われる)での釣りです。 防波堤は他の釣り場に比べて足場が良く、交通の便も良いので、釣りの初心者や家族連れの釣りでも楽しめます。
また渡船などで渡ることのできる沖の防波堤は、より多くの回遊魚に遭遇できるため釣りの良場として知られているようです。 しかし、その反面、波止釣り一筋何十年というベテランさんもいる、とても奥深い釣り場のようです。

砂浜での釣りは、主に投げ釣りという釣り方で、入門者や子供でも楽しめるもののようです。
投げ釣りは技術があまりなくても釣ることができる釣り方で、防波堤や磯でのつりでも楽しめる釣り方だそうです。
磯での釣りは、ごつごつした岩場での釣りになるので、海での自然を思い切り楽しみたい人にはうってつけの、アウトドア感覚が一番強い釣りのようです。 磯は、歩いてたどり着ける場所よりも、渡し船に乗って渡らなければたどり着けない不便な場所にあることの方が多いようなので、その交通費も考えなくてはいけません。
また、天気や波の状態によっては、他の場所での釣りよりとても危険なことがあるので、十分に下調べして、安全対策も講じなければいけません。 沖合まで出掛けて行う釣りは、遊漁船と呼ばれる釣り専用の船で、それこそつりの専門家が絶好の釣りポイントに連れて行ってくれて、的確なアドバイスも受けることができるので、より多くの魚を釣ることができます。
遊漁船には、船を一隻貸切る仕立舟というものと、知らない人同士で乗り込んで沖合まで出掛けられる乗合船というものがあります。 どちらもある程度の費用がかさみます。
また、船に揺られながらの釣りになるので、船酔い対策も必要です。 沖まで出ず、静かな湾内でいかだや小船に揺られて行う釣りもあります。
特に、大きないかだに乗り込んで、生け簀に放された魚を釣る、海上釣堀での釣りは、それなりに費用がかかるようですが、とても人気が上昇しているようです。
全ての生命の源である海。そこでの釣りにロマンを求める人は少なくありません。 生命の偉大さ・四季の変化の美しさの実感、豊富な魚介の堪能・・・など、海釣りによって得られるものは数多くあります。
では、川釣りや湖釣りとは何が違うのでしょうか? まず、一番大きな違いは、釣れる魚の種類です。
川に海水が流れ込んでいるなど、特別な条件がない限り、川釣りや湖釣りでは淡水魚、海釣りでは海水魚が釣れます。
釣りの対象となる淡水魚としては、湖に住むヘラブナ、ブラックバス、ブルーギル、ワカサギ、ヒメマス、渓流に住むヤマメ、イワナ、アマゴ、ニジマス、中流・下流に住むアユ、コイ、オイカワ、ウグイ、タナゴ、フナ、カワムツなどがあげられます。
海水魚は、淡水魚よりも圧倒的に種類が多く、種類によってはとても大きく育ちます。 一般的に海水魚は、淡水魚よりも泳ぐ力も強いそうで、それも海釣りの魅力のようです。
そして、川釣りや湖釣りと海釣りでは、その周辺の景色の違いも大きいです。 川釣りや湖釣りでは、川や湖の周りに広がる森林や大地などの風景が楽しめます。
海釣りでは、とにかくどこまでも広がる大きな海と水平線が楽しめます。
オゾン層の破壊や温暖化が叫ばれる昨今、日差しがきつい夏場の海釣りは、紫外線対策や暑さ対策も重要かもしれません。